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TAKUTO KAWANO
製缶・溶接担当 | 2022年入社
CHAPTER01
全国大会まであと一歩。
ハンドボールに
熱くなった中学時代。
大量得点が当たり前のスポーツ。任されたポジションはキーパー。得点を奪われるたびに監督に怒られる、苦しい立場だった。それでも熱を注ぎ続けられたのは、「ゴールを防いだときの喜びがたまらなかったから」
努力を惜しまずむかえた3年生。宮崎県の代表メンバーに選ばれ、九州大会でベスト4まで勝ち進んだ。ある高校からスカウトがきた。でも、選んだのはハンドボールの道ではない。それどころか、スポーツの道でもなかった。
CHAPTER02
モノづくりがしたくて工業高校へ。
溶接に魅了された青春時代。
「子供の頃からモノづくりに興味があったんです」
工業高校へ進学し、入部したのは機械技術部。
設計や、ロボット制御。
いろんな技術を学ぶ中でも溶接に心を奪われた。
「作ったものに実力の差がハッキリと出る。
だからこそやりがいがありました」
3年間で二度、九州大会へ。もっと技術を磨きたい。
熱意に導かれるように、池上鉄工所の門を叩いた。
CHAPTER03
一流が集う
池上鉄工所の一員に。
溶接の道を極めるために。
溶接の大会で全国2位になった職人をはじめ、偉大な先輩がたくさんいると聞いた。
一流の職人になりたい想い。ぶつける場所はここしかないと、入社を決めた。
オリジナルの工具を買いそろえている先輩。業務の合間をぬって“溶接アート”をしている先輩。イメージしていた通りの職人像。そんな先輩方を見るたび、ワクワクする気持ちは増している。
CHAPTER04
はやく一人前になりたい。
一人前になって、次こそは...。
入社して4ヶ月。まだ溶接を“仕事”にはできていない。
「経験があるとはいえ、実務となると話は別。少しのミスも許されない世界なんです」
先輩のお手伝いをしながら、空いた時間を見つけては、廃材を使って練習をしている。
「力をつけて、まずは1人で仕事を任せてもらえるように。そして、いずれは...」
学生時代に跳ね返された全国の壁。
挑み続けたあの頃の情熱は、すこしも冷めていない。
2022年入社
製缶・溶接担当
TAKUTO KAWANO
2008年入社
製缶・溶接担当
KAZUHIRO KAWANO
貪欲さが一流への道を開く
初めて廃材で溶接をしてもらった時。
「まだうまくできないだろうな...」と思っていたら、キレイな火花を出してくれて驚きました。
火花が出るのは、正しくできている証拠です。
経験があって、ひたむきな姿勢で仕事をする匠翔。あとは、僕みたいな年上にもガツガツ質問できる貪欲さがあれば、すぐに一人前になれるはず。
遠慮なくぶつかってきてください。